痛めた左ひざの再検査のため、チームから離れることになったオリックスの清原和博内野手が19日、帰京を前に沖縄・宮古島空港で会見し、「(痛みが出ない)最低レベルの練習を続けてきたが、来た時より状態が悪くなっている。もう一度きっちり検査して適切な決断をしたい」と離脱の理由を説明した。昨年末から開幕に照準を合わせてリハビリを続けてきたといい、キャンプでも他の選手と別メニューで調整を続けたが、「また痛みが出てきた。わずかな光でも見えれば実戦(オープン戦)も考えていたが、光は見えなかった」と明かした。近日中に都内の病院で精密検査を受けるが、チームとの再合流は未定。険しい表情で「誰よりも自分が打席に立ちたい。光を探しに診断を受けに行く」と話した。【和田崇】
毎日新聞 2007年2月19日 18時07分