米大リーグ、レッドソックスに入団した松坂大輔投手が、18日朝(日本時間同日深夜)にフォートマイヤーズ(米フロリダ州)でキャンプインする。
オープン戦登板日も決まった松坂は17日、同じく新入団の岡島秀樹投手らとともに健康診断、体力測定などで初日に備えた。
17日はドジャースなどのバッテリー組がキャンプインした。しかし、昨季6勝2敗24セーブと活躍した2年目の斎藤隆投手(ドジャース)は右ふくらはぎ痛のため、個別メニューで練習。森慎二投手(デビルレイズ)も昨春脱臼した肩が治りきっていないため、キャッチボール程度の調整だった。大家友和投手(ブルージェイズ)はビザ取得が遅れ、この日のキャンプインには間に合わなかった。合流は20日以降の見込み。(米フロリダ州・フォートマイヤーズ共同)
〇…ヤンキースの井川がカーブ10球を含む46球を投げた。「みんな低めに投げていたので、自分も低めに投げた。みんなコントロールよく投げている」。高めに勢いよく投げた15日とは違って低めに集めた。
セットポジションでもカーブ、直球を投げ「(もう)投げていかないと。2月中旬なので」。20日には野手が合流し、フリー打撃が始まる。打撃投手を務める前に「あと2、3回(ブルペンで)投げたい」と話した。
ギドリー投手コーチは「本人がどれだけいい感じで投げているかが大事。細かいことはこれからやればいい」と、本人に調整を任せて見守っている。(タンパ共同)
○…ドジャース2年目のキャンプは個別調整で始まった。斎藤は「はつらつとした姿を見せたかったんですけど……」と苦笑いした。
自主トレ中にオーバーワークで痛めたという右ふくらはぎは、投球練習ができるほどに回復しているという。だが、首脳陣がストップをかけた。全体のアップ時はプールで体を動かし、グラウンドに出てもスパイクをはかず、バント処理など激しい動きの要求されるメニューからは外れた。
守護神ガニエがレンジャーズへ去り、今季は期待が高まる。「抑えは斎藤、と最後に言われたらいい」。14日に37歳の誕生日を迎えたが、右腕の意気込みは、故障を忘れさせるほどだった。(共同)
毎日新聞 2007年2月18日 9時54分 (最終更新時間 2月18日 16時19分)