NTTコムウェア(東京都港区、今井郁次社長)はこのほど、直感的な操作で津波や地震などに対する防災シミュレーションが可能なシステム「タンジブル災害総合シナリオシミュレータ」を開発した。自治体などへの販売を目指す。
同システムは、主に大地震による津波や火災を想定。津波の大きさや、住民の避難開始時刻などをユーザーが設定し、さまざまなシナリオをシミュレーションできる。
また、同社が開発した「センステーブル」と呼ばれる直感的な情報表現や操作が可能なインターフェイスを採用。地図情報などが投影されたセンステーブル上に、避難所や自宅などの情報が入った「パック」と呼ばれるコマを配置し、パックを動かすという直感的な操作でシミュレーションシナリオを設定・変更することができるという。【乗峯滋人】
NTTコムウェア
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2007年2月22日