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高松塚古墳:解体、予定通り4月上旬に着手へ 文化庁

石室解体に向け発掘調査が進む高松塚古墳(奈良県明日香村、7世紀末~8世紀初め)について、文化庁の壁画恒久保存対策検討会作業部会が13日、奈良市内で開かれ、解体と発掘を同時に進める方針が示された。天井石が傾き、側石の一部が想定より薄いことが判明し、石室が完全に露出した後に解体する当初計画を見直す。亀裂が見つかった天井石は補助的な用具を開発することで運び出しが可能とし、解体は予定通り4月上旬に着手する見通しとなった。

 会合では、発掘を担当する奈良文化財研究所の松村恵司室長が、地震の影響で4枚の天井石が約3~10センチ西に傾斜している▽天井石を支える側石の厚さが均一ではなく、薄いものでは約40センチしかない--と報告。また、天井石の亀裂について、5日の発表時に示された2カ所とは別に、南から2番目の石の東側面に約19センチにわたって伸びているのを確認したと明らかにした。

 石材の持ち上げ方法については、解体を担当する同研究所の肥塚隆保室長が報告。二つに割れている南から1、2番目の天井石は、鉄製用具を東西方向のほかに補助的用具で南北方向からも挟む▽新たな亀裂が見つかった南から2、3番目の天井石は亀裂部分をゴム付きのステンレス製板で覆い、ベルトで周囲を縛る--などの方法で対応出来るとした。

 同庁は解体の順番について、北端の天井石から始める方針を示した。その後に北壁石→次の天井石→北側の東西側石→次の天井石→次の東西側石--の順に運び出す計画。天井石と側石は6月までに、床石は7月以降に、それぞれ近くの壁画修理施設に移す。【林由紀子、大森顕浩、花沢茂人】

毎日新聞 2007年3月14日 10時23分

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