サッカーのアジアクラブ王者を決めるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)が7日に開幕する。日本からは昨季リーグ戦と天皇杯の2冠を達成した浦和、リーグ戦2位の川崎が出場。アジアタイトルを得て、12月に日本で開かれるクラブ世界一決定戦、クラブワールドカップ(W杯)への出場権を得られるか注目される。
浦和は1次リーグで05年世界クラブ選手権(現クラブW杯)に出場したシドニー(オーストラリア)、昨年のACLで決勝トーナメント進出を果たした上海申花(中国)の強豪2クラブと同じE組に入った。F組の川崎は昨季のアジア王者・全北が所属する韓国Kリーグの全南が最大のライバルとなる。
ほぼ毎週末にJリーグ戦があり、その合間にACLの1次リーグを戦う日程。時差や気候の違い、移動の負担も克服しなければならない。浦和のオジェック監督は「Jリーグ王者の座をキープしつつ、世界の舞台を目指したい」と意気込んでいる。【仁瓶和弥】
毎日新聞 2007年3月6日 17時02分