9日のニューヨーク株式市場は、住宅販売の改善や原油価格の下落が支援材料となって、ダウ平均株価は値上がりしています。
9日のニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、前の日に比べて70ドル15セント高い1万2280ドル32セントで取引を終えました。
4月の仮契約住宅販売件数が前の月に比べて大幅に改善したことに加えて、原油価格が大きく下落したために買いが広がりました。
一方で、証券大手のリーマン・ブラザーズが、上場以来、始めての赤字に転落する見通しを発表したことで、アメリカの景気の先行きにはまだ不透明感が残るとして、金融関連株には売りが出ました。
また、景気の動向に敏感とされるナスダック総合指数は、2459.46と15.10ポイント下落しています。(10日09:06)