街角の景況感を示す景気ウォッチャー調査が発表され、ガソリンや食料品価格の上昇が相次いでいることから、5月の景況感は2ヶ月連続で悪化しています。
内閣府が発表した5月の景気ウォッチャー調査によりますと、3ヶ月前と比べた街角の景況感を示す現状判断指数は32.1にとどまり、前の月に比べ3.4ポイント下落しました。2ヶ月連続の悪化です。
内閣府では、「ガソリンや食料品の上昇が相次いでいることなどが原因」と分析していて、足元の景気判断については「景気回復の実感は極めて弱い」としています。また、先行きを示す判断指数も前の月より1.0ポイント低い35.1にとどまっていて、3ヶ月連続で悪化しています。(09日17:19)