着用した選手が新記録を連発するなどスピード社製の水着が競泳界の大きな話題となっていますが、株価にも大きな影響が出ています。
東京株式市場がほぼ全面安の展開となった9日、スポーツ用品メーカー「ゴールドウイン」の株価は先週末に比べ70円高い315円まで値上がりし、年初来の高値を更新しました。
ゴールドウインはイギリスの水着メーカー、スピード社製品の日本国内での販売ライセンスを持っており、北島康介選手をはじめスピードの「レーザー・レーサー」を着用した選手が新記録を連発したことを好感した買い注文が殺到しました。
一方、ミズノ、アシックス、デサントの国内メーカー3社の株価は軒並み値下がりし、明暗が分かれました。(09日17:17)