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「男体山は活火山」　富山大など、７千年前の噴火確認

栃木県日光市の男体山（２４８６メートル）が「活火山」であることが、富山大の石崎泰男助教らのチームの調査でわかった。火口内部の堆積（たいせき）物の分析で、約７千年前に噴火していたことが確認できた。２０日から秋田県で開かれる日本地質学会で報告する。

　気象庁は過去１万年以内に活動した火山を「活火山」としている。国内には現在、１０８の活火山があるが、日光男体山は約１万５千年前ごろの噴火を最後に活動していないとされ、含まれていない。

　チームは、山頂の火口内部で見つけた厚さ５～３０メートルほどの堆積物を詳しく分析。その中の木炭の放射性炭素の年代を測ったら、約７千年前のものとわかった。及川輝樹・産業技術総合研究所研究員は「堆積物の厚さからみて、いま起これば被害が出る規模の噴火だっただろう」とみる。

　日光男体山が活火山かどうかは、火山噴火予知連絡会での議論を経て正式に決まる。活火山と認定されれば、現在の活火山の定義が適用された０３年以降、初めてとなる。

男体山是活火山，富山大等，从七千年前的喷火得已确认。
枥木县日光市的男体山（海拔2486千米）是一座活火山，此事已从富山大的石崎男助教小组的研究调查得到证实。从火山口的内部的堆积物中分析出，大约在7千年前，此火山就已经发生过喷火。这一事实，是从20号在秋田县开展的日本地质学会上报道的。
气象局把过去的1万年以内活动的火山称之为活火山。在日本国内，现在，有一百零八个活火山，但是日光男火山大概是在一万五千年左右开始喷火，到最后未再次活动，所以未包含在内。
研究小组详细分析了火山顶部的火口内部中发现的厚达约5-30米的堆砌物，根据测量其堆砌物中木炭的放射性碳素的年代得出，大约是在7千年的产物。及川辉树・产业技术综合研究所研究员指出：“从堆砌物的厚度来看，现在如果发生喷火，将是一场大规模受害的火山爆发啊。”
日光男火山是否是活火山，将会通过火山喷火预先通知联络会的商讨后正式决定。一但鉴定此火山是活火山的话，那么现在对活火山的定义自从03年被应用以后，将是第一次。

新闻出处：http://www.asahi.com/science/update/0912/TKY200809120143.html