１９１２年に大西洋で沈没、約１５００人の犠牲者を出した英豪華客船「タイタニック号」の最後の生存者が、現在入所している高齢者介護施設の料金を工面するため、思い出の品をオークションに出すことにした。ＡＦＰ通信などが報じた。 　同通信によると、オークションに出品するのは英国南部ハンプシャー州に住むミルビナ・ディーンさん（９６）。沈没事故の時は生後２カ月で、約７００人の生存者のなかで最年少の人物。当時、母や兄とともに救命ボートで脱出して助かった。
　　１８日に開かれるオークションには、救助後に着いたニューヨークで市民から贈られた、救援物資の衣類を入れたスーツケースなどを出品する。ディーンさんは２年前に腰を痛めて介護施設に入所したが、「料金がとても高く、お金になるものは何でも売らざるをえなくなった」と話している。３千ポンド（約５２万円）以上で売れることを希望しているという。
1912年，在大西洋沉没，造成大约1500人丧生的英国豪华游轮[泰坦尼克号]的最后一位幸存者，日前为了筹措目前所居住的老人看护所的相关费用，只得将相关回忆的物品进行拍卖。AFP通讯社报道。
根据该通讯社报道，将物品拍卖的是居住在英国南部的米莉维娜·迪恩（96岁）。沉没事故发生时，她仅仅2个月，是大约700名幸存者中最年轻的。但是跟随母亲和哥哥乘坐救生艇逃脱得救。
在18日开始的拍卖中，放有得救后纽约市民捐助的衣服的旅行箱。迪恩两年前由于腰疾进入老人看护所，但是她说“费用太高了，能卖钱的东西都不得不卖掉。”据说希望能卖出3000英镑以上。