<貧困>判定ライン見直し、4000万人以上に増加―中国
2008年12月23日、中国日報が国務院扶貧事務室の劉福(リウ・フー)氏の談話を引用し、中国が貧困の基準としている「絶対貧困」(生存を維持できる下限)と「相対貧困」(収入の下限)という区分を09年に撤廃し、一本化すると報じた。英国営放送BBCの中国語版ウェブサイトの報道。
中国国家統計局のデータによると、08年、中国の「絶対貧困」の判定ラインは1人当たりの平均年収が786元(約1万454円)以下、「相対貧困」の判定ラインは1人あたりの平均年収が786~1067元(約1万454~1万4191円)の範囲だったが、09年から新たに実施される基準では両者の区分を撤廃、現行の1067元を土台としながら貧困地区の物価指数などによる調整を加味し、年収1100元(約1万4630円)を上回る水準を貧困の「救援対象者」とする見込み。07年末までの統計では、平均年収が1067元を下回る農村人口は約4320万人であるから、今後の救済対象者は、現在の1479万人から4300万人余りと大幅に増えることになる。
贫穷线重新判定,救助对象增加到4000多万人
2008年12月23日,中国日报引用国务院扶贫办公室刘福的谈话,中国将在09年撤销中国以往的贫困标准“特贫”(不能维持生存)和“相对贫困“(低于一般收入线)的区分。英国媒体BBC中文版网站报道。
据中国国家统计局的数据显示,08年中国“特困”的判定线为个人年收入低于786元以下,“相对贫困”判定线为个人年收入在786至7067元之间。以09年新的实施政策为基准将撤销两者的区分,在现行1067元为基准,根据贫困地区的物价做了调整,年收入在1100元线的也将成为“补助对象”。在07年末的统计数据中,平均年收入低于1067元的农村人口有4320万人,那么今后的救济对象将从现在的1479万人大幅增长到4300多万人。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081227-00000004-rcdc-cn