【ティーニュ(フランス)=共同】フリースタイルスキーのワールドカップ(W杯)は12日、フランスのティーニュでハーフパイプ(HP)最終戦の決勝が行われ、女子でソチ冬季五輪銅メダリストの小野塚彩那(石打丸山ク)が90.40点で2位に入り、全3戦のポイントで争うW杯種目別で初優勝した。
フリースタイルスキーで日本勢の種目別優勝は、2007~08年シーズンに女子モーグルを制した上村愛子以来。
キャシー・シャープ(カナダ)が93.80点で最終戦を制した。小野塚とタイトルを争ったジャニナ・クズマ(ニュージーランド)は6位で、種目別では2位だった。男子はマイク・リドル(カナダ)が95.00点で優勝。2位のデービッド・ワイズ(米国)が種目別のタイトルを手にした。