2020年6月12日に撮影された2020年東京 オリンピックの主会場「国立競技場」前の五輪モニュメント
国際女性デーである今月8日、国際オリンピック委員会(IOC)や国際パラリンピック委員会(IPC)、東京五輪組織委員会、日本政府、東京都などは共同で、東京五輪とパラリンピックの開会式の旗手には男女1人ずつをペアで起用するよう各代表団に推奨する声明を発表した。新華社が報じた。
声明は、「206の全ての国内オリンピック委員会(NOC)及び難民選手団は、開会式で男女1人ずつのアスリートが旗を掲げるよう奨励される」としている。
また、「オリンピック史上初めて、全206NOCがそれぞれのオリンピックチームに少なくとも1人の女性アスリートと1人の男性アスリートを配置する」という。
その他、「IOCの割り当てによれば、参加するアスリートの約49%が女性。史上初のジェンダー・バランスのとれた大会」となり、「競技スケジュールにおいても画期的で、男女の種目が同等になるよう確保し、リオ2016大会よりも男女混合が9種目増え、合計18種目となる」としている。
パラリンピックについては、「少なくとも、全選手の40.5%が女性で、計1782人。リオ2016大会より約100人増える。開会式において、全てのNPCも同様に、男女1人ずつのアスリートが旗を掲げるよう奨励される」という。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年3月10日