参院平和安全法制特別委員会は17日午後1時に再開し、安全保障関連法案に反対する民主党や維新の党などが提出した鴻池祥肇委員長の不信任動議を巡る討論に入った。与党の反対多数で否決される見通しで、与党はすみやかに安保法案の採決に入る構えだ。
特別委は午前9時45分に鴻池委員長が再開を宣言。質疑の終局を宣言しようとしたため、民主党が鴻池委員長の不信任動議を提出した。鴻池委員長は「佐藤正久理事に委員長の職権を委託する」と述べ、委員会を退出。佐藤理事が委員長席について不信任動議の採決に進もうとしたが、野党側が猛反発し、委員会は休憩に入っていた。