財務省が6日発表した対外及び対内証券売買契約などの状況(週間・指定報告機関ベース)によると、10月25日~31日の海外投資家による日本株への投資は2週連続の買い越しとなり、買越額は1871億円だった。
中国人民銀行(中央銀行)による追加の利下げなどを受け、世界的に緩和的な金融政策が続くことの見方が広がり、日本株にも買いが入った。
海外投資家は国内中長期債を2週連続で買い越した。短期債は2週ぶりの買い越しだった。
一方、国内投資家による海外の中長期債への投資は4週連続の買い越しとなり、買越額は8828億円だった。海外株式への投資は12週連続の買い越しだった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕