【ロサンゼルス=共同】米南部や中西部の広い範囲が荒天に見舞われ、27日までにテキサス州で竜巻により11人、ミズーリ州やイリノイ州で洪水により計13人が死亡した。同国メディアが報じた。
気象当局によると、26日にテキサス州とオクラホマ州で少なくとも五つの竜巻が報告された。テキサス州で死亡した11人のうち5人は高速道路を車で走行中に竜巻に巻き込まれたとみられる。
テキサス州では600以上の建物が被害を受け、2万5千戸が停電に。また、同州内の空港を発着する多くの便が欠航となった。イリノイ州では車が雨で増水した川に落ち、乗っていた大人3人と子供2人が死亡、ミズーリ州でも8人が洪水で死亡した。西部ニューメキシコ州は大雪に見舞われ、約180件の事故が報告された。