北洋銀行と上光証券(札幌市)は3月1日、北海道新幹線開業を応援する追加型投資信託「北海道未来の夢創生ファンド(北の夢切符)」の販売を始める。新幹線開業を契機に業績拡大が見込める道内関連企業の株式を中心に組み入れる。販売価格は最低1万円。募集期間は1~24日で、設定日は新幹線開業前日の25日。
北の夢切符は北海道新幹線開業で成長が見込める道内企業のほか、地方創生で業績の伸びが期待できる国内企業の株式にも投資する。銘柄は道内企業や道内進出企業が7割以上を目安に構成し、例えばニトリホールディングスや、道内に製造拠点を持つトヨタ自動車などが対象となる。運用は大和証券投資信託委託が担う。
北洋銀は「新幹線開業という北海道の一大イベントに合わせて北海道経済の発展に貢献したい」と話す。上光証券も「道内唯一の地場証券として開業機運を高められるよう応援したい」とする。