夏の参院選の前哨戦となる衆院北海道5区と京都3区の両補選は24日午後8時、投票が締め切られた。即日開票され、深夜に大勢が判明する見通し。
北海道5区補選は、町村信孝・前衆院議長の死去に伴うもの。自民新顔の和田義明氏(44)=公明党、日本のこころを大切にする党推薦=と、無所属新顔の池田真紀氏(43)=民進党、共産党、社民党、生活の党と山本太郎となかまたち推薦=が立候補。自民公認と「野党統一候補」による、事実上の与野党対決の構図だ。同補選の午後4時現在の推定投票率は前回2014年衆院選より1・89ポイント低い28・27%。
京都3区補選は、育休宣言後に不倫が発覚した宮崎謙介・前衆院議員(自民を離党)の辞職に伴うもの。日本のこころ新顔の小野由紀子氏(37)=新党改革推薦=、無所属新顔の田淵正文氏(57)、幸福実現党員で新顔の大八木光子氏(31)、おおさか維新新顔の森夏枝氏(34)、民進前職の泉健太氏(41)=社民推薦=、無所属新顔の郡昭浩氏(55)の6人が立った。同補選の午後4時現在の投票率は前回14年衆院選より11・70ポイント低い16・11%。