安房鴨川駅の改札口脇では、水槽で泳ぐ南の海の魚たちが出迎えてくれる=9日午後、千葉県鴨川市、恵原弘太郎撮影
夏本番が近づく。海水浴場にも近い千葉県鴨川市のJR安房(あわ)鴨川駅は、夏を楽しもうとする人々で早くもにぎわっている。そんな人たちを改札口脇で直径1・2メートル、水深1メートル、海水量約1・2トンの本格的な円柱水槽が出迎える。管理するのは「鴨川シーワールド」。キンギョハナダイやクマノミなど15種類以上の熱帯魚100匹が鮮やかに泳ぎ回る。
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テツの広場
「シーワールドへの窓口になる場所。『行ってみたい』と思ってもらえるインパクトある展示を心がけています」と魚類展示課の村口直弥さん(25)。6月下旬、同僚の清水沙耶さん(25)と、水替えとフィルター清掃などを約2時間半かけて行った。
水槽は2013年1月に設置。…