日本最大級の広さの時計専門売り場が、大阪・難波の高島屋大阪店にオープンした。訪日外国人の「爆買い」は減速しているが、こだわりを持つ富裕層や愛好家は多いとみて、国内外からの来客を見込む。

売り場名は「ウオッチメゾン 大阪」。売り場面積は１１００平方メートルで、国内では初めて販売されるというスイス「アーミン・シュトローム」など、計６２ブランド約３千点が並ぶ。「ロレックス」「カルティエ」など国内でも人気の１１ブランドは、店舗形式で展開。時計のベルトなど付属品も充実させたという。

８日までは「超」高額品が店頭に並ぶ。「フランク・ミュラー」の３億６３９６万円（税込み）の時計は、１千年間調整がいらないカレンダーなど複雑な機能を備える。「リシャール・ミル」はピンクサファイアを使った婦人用時計を１億３５００万円（同）で販売。期間中に売れなければ、９日以降に各ブランドの別店舗に移す。

百貨店では円高などで訪日外国…