アイドルグループ「嵐」の二宮和也さんが23日、岡山県庁を訪れ、豪雨災害への義援金5千万円の目録を伊原木隆太知事に手渡した。その後、浸水被害が大きかった同県倉敷市真備町の避難所を訪れ、住民らを励ました。
被災地のために今できること…西日本豪雨支援通信
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西日本豪雨、列島各地の被害状況は
県庁で二宮さんは「とにかく僕らができることをすぐやろう、僕らがまず1歩を踏み出さないとだめなんじゃないかということで来ました。僕らにできるのは、元気を与えたり、笑顔になってもらったりすること。できることがあればサポートさせていただきたい」と話した。また、「できることは限られていると感じるが、その限度、限界までやっていくつもりです」と継続的な援助を誓った。
義援金は、東日本大震災をきっかけに始めたチャリティーイベント「嵐のワクワク学校」の収益の一部という。目録とともに、グループのロゴ入りタオルやティーシャツ、ばんそうこうなどの支援物資も渡した。
目録を受け取った伊原木知事は「豪雨で人生が変わってしまった方が多数いる。この暑さや置かれている状況から、なかなか前を向けず心が折れそうになる方がいる」と説明し、「みんなを応援しているよというお気持ちをいただいた。みんなで前を向いてがんばっていこうと思う」と感謝した。
20日には、グループの松本潤さんが広島、愛媛両県を訪れ、それぞれ義援金5千万円を贈っている。(小峰健二)