森山裕・自民党国会対策委員長(発言録)
日・EUの経済連携協定(EPA)の調印式を11日にベルギーでやる予定だったが、豪雨災害で安倍首相の出席がかなわなくなった。そうしたらEUの代表が中国出張の帰りに、首相のもとで調印式をしたいということで、わざわざ日本に立ち寄って調印式をした。首相の国際社会における政治力を物語る出来事だ。トランプ米大統領が一番相談する相手が首相であることも間違いない。
非常に難しい外交の時代になっている。そういう意味では、安倍首相への期待は大きいのではないか。だから、今から何が総裁選の争点になるのかということが、一つあるように思う。それが地方創生なのか、あるいは憲法改正なのか、外交なのか。国民がどこに一番関心を持ち、そしてどういう政策がいいと思われるかが大事なことだと思う。(都内での講演で)