長崎県大村市で6月にあった全九州高校体育大会で男子バスケットボールの試合中、延岡学園高(宮崎)の外国人留学生が審判を殴ってけがをさせた問題で、長崎県警大村署は、留学生を傷害の疑いで20日付で書類送検した。関係者への取材でわかった。
バスケ審判殴った留学生、なぜ 頼りは同郷の先輩だけ
長崎県高校体育連盟によると、留学生は6月17日、大村市のシーハットおおむらであった準決勝でプレー中、ファウルと判定された直後、審判に近づき左の顔面を右の拳で1回殴った。審判は病院に運ばれ、口の中を10針縫うけがを負ったという。
高校によると、留学生は2月にコンゴ民主共和国から来日した1年生。自主退学して6月末に帰国したという。