2020年東京五輪の野球・ソフトボール会場となる福島県営あづま球場(福島市)を、大会組織委員会の森喜朗会長が31日、初めて視察した。森会長はグラウンドや観客席、ベンチなどを見学。「地方球場として立派」と感想を述べた。
収容約3万人のあづま球場は1986年に完成。老朽化している部分もあり、県は今年11月から来年9月末まで一部を人工芝にするなどの改修工事を行う。
現時点ではあづま球場で野球・ソフトボールを1試合ずつ行う予定だが、森会長は、「できれば1試合でも多くできたらいいな、という気持ちに私はなっている」。福島での試合数増に意欲を示した。(野村周平)