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青森中2自殺「いじめが主要な原因」 対策審が最終答申

作者:佚名  来源:本站原创   更新:2018-8-2 13:57:00  点击:  切换到繁體中文

 

青森市立中学2年の葛西りまさん(当時13)が2016年8月に自殺した問題で、事実関係を究明してきた市いじめ防止対策審議会(野村武司会長、6人)は2日、いじめが自殺の主要な原因だったと結論づける最終答申を市教育委員会(成田一二三教育長)に行った。


自殺原因はいじめ 報告書案、遺族「納得できる」


答申は、同級生に仲間外れにされたり無視されたりしたこと、「うざい」「きもい」「死ね」といった暴言、LINE上で根拠のないうわさが拡散したことなど、約20件のいじめがあったと認定。自殺との因果関係についても、「いじめによる強度の心的ストレスで自殺念慮を伴ううつ状態となり」、いじめが「引き金となって自殺をした」と認めた。学校側の対応は「教員一人一人は良心的に対応してきたものの、学校としての組織的対応はなされず、その限界を露呈した」と不備を指摘した。


葛西さんの自殺をめぐっては、16年9月に第三者による審議会が置かれ、原案でいじめ4件を認定する一方、自殺との因果関係は「どの程度影響したか評価が困難」とした。遺族は葛西さんの思春期うつが自殺の背景の一つとされたことなどに「根拠がない」と反発。結論が答申されないまま17年5月に任期満了で審議会委員全員が退任し、17年12月から新しい委員で審議をやり直していた。


自殺問題をめぐっては、生前の葛西さんを写した写真が、青森県黒石市の夏祭り写真コンテストで最高賞に内定しながら「亡くなった人を審査対象にするべきではない」などの理由で取り消されたことでも議論を呼び、黒石市長が謝罪、写真は一転最高賞になった。(土井良典)



 

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