宮崎の覆面のご当地ヒーロー「天尊降臨ヒムカイザー」を演じる人の顔がわかる写真が20日、フェイスブックに投稿されてしまう騒ぎがあった。投稿主は宮崎県川南町の徳弘美津子町議で、批判を受けて自ら投稿を削除。21日には謝罪文を投稿することになった。
徳弘町議は18日に宮崎市であった祭りの出来事として、「立ち回りの練習を3人のお兄さん達がされてました。ふ~ん、この方々がヒムカイザーなんだね」などと投稿。覆面をとった「中の人」たちが練習する様子の写真も一緒にアップした。
投稿に対し、「子どもの夢を奪う」「心ない」などと批判のコメントが多数寄せられ、ヒムカイザーの公式アカウントも「大変ショック。喪失感でいっぱい」などとつづった。
徳弘町議は投稿から削除までの経緯について「あまりにも軽率な行動だった。SNSの世界をわかったつもりでいた自分の馬鹿さ加減が情けない」と朝日新聞の取材に語った。徳弘町議は電話でヒムカイザー側に謝罪、近く直接会い、改めて謝罪する予定という。(小出大貴)