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スペイン日本人学校長、セクハラ行為 福島県教委が処分

福島県教育委員会は24日、スペインのバルセロナ日本人学校に派遣していた同校の渡部恵志校長(54)が知人女性にセクハラ行為をしたとして、停職12カ月の懲戒処分にした。校長は同日付で退職届を出した。


県教委によると、校長は今年7月中旬、バルセロナ近郊の飲食店で学校関係の複数の知人と飲酒後、うち1人の成人女性と室内で二人きりになった際、性交渉を持ちかける言動やわき腹を触るなどのセクハラ行為をしたという。


校長は昨年4月、文科省から委嘱を受けて着任。学校への通報でセクハラ行為が発覚し、今月7日付で委嘱を解かれた。前任地は耶麻郡内の中学校の校長だった。


会見した県教委は「県が推薦して派遣したにもかかわらず、多くの関係者にご迷惑をおかけすることになった。県民の信頼を裏切ったことを深くおわびする」と謝罪した。


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