北海道で史上初めて震度7を観測した地震を受け、日本サッカー協会(JFA)は6日、サッカーの日本代表とチリ代表との国際親善試合(7日、札幌ドーム)の開催を中止すると発表した。日本は森保一新監督の初陣だった。日本代表戦の中止は、東日本大震災の影響による2011年3月29日のニュージーランド戦(東京・国立)以来となる。
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JFAの須原清貴専務理事は「色んな方々の安全、電力を始めとしたライフラインや交通機関も大きく乱れている状況を考慮した」と説明した。すでに札幌入りしている両チームの無事は確認できたという。日本代表チームは、3日から札幌市内で合宿している。
前売りチケットについては後日払い戻す。詳細は決定次第発表される。観客はほぼ満員を見込んでいた。須原専務理事は放映権を含めて、金銭的な損害について、「小さくはない」と話した。
北海道で震度7、道内の被害状況は
11日のコスタリカとの国際親善試合(大阪・パナソニックスタジアム吹田)は予定通り開催する。