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コンビニやスーパー、急ぐ商品供給 飛行機・フェリーで

北海道内のコンビニエンスストアやスーパーでは品薄が続いているが、停電が解消した食品工場は少しずつ稼働を再開している。流通各社は飛行機やフェリーも使って、商品の供給を急いでいる。


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北海道で震度7、道内の被害状況は


道内最大手のセイコーマートを運営するセコマによると、約1100店のうち7店は店が損壊したため休業が決まっているが、ほかの店では商品が届いて態勢が整い次第、開店しているという。


セブン&アイ・ホールディングス傘下のセブン―イレブン約1千店では、7日午後2時時点で約400店で停電が続いているものの、店によっては営業している。商品の供給を受ける道内の13工場も順次、稼働を再開している。


セブンは6日夜にカップラーメン1200ケース(2万4千個)、7日午前に乾電池約3万個を羽田空港から函館空港へ空輸。さらに7日夜までに、2回に分けて計約1万8千個のパンを空輸する予定。また7日朝にはパン約4千個と乾電池・充電器約5500個を青森・八戸港から北海道・苫小牧港にフェリーで運び、店に配送している。


ローソンは6日以降、道内の店に飲料やカップ麺を届け、7日は664店のうち約650店が営業している。ただ約400店がいまだに停電中で、日没後は休業する店もある。


道内の7工場のうち、米飯をつくる旭川市と函館市の2工場が7日に稼働を再開。午後から道北地域や函館市周辺の店に配送を始めているという。8日には東北地方からカップ麺などをフェリーで運ぶ予定のほか、9~10日には関東地方から携帯電話の充電器やガスボンベなど日用品をフェリーで運ぶことを検討中という。


ファミリーマートは道内に235店あり、7日午前8時時点で半分ほどの店が営業を再開。道内の5工場のうち2工場で電力が復旧しており、商品を供給する態勢が整い次第、店も順次再開していく予定だという。


イオンは、まいばすけっとやマックスバリュも含めた165店のうち163店が営業。とはいえ、通常営業ができずに建物の外での販売にとどまっている店も多く、品切れになれば営業を終了するという。同社は商品供給のため、7日中におにぎり1万8800個やパン2万6千個を空輸する。フェリーでも水やパンを運び、8日に到着する予定という。


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