2019年ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の名誉総裁に、秋篠宮さまが就任することが関係者への取材で分かった。秋篠宮さまは来年5月の天皇の代替わりに伴い、皇位継承第1位の「皇嗣(こうし)」となることが決まっており、皇嗣として世界各国の代表を迎えることになる。
アジアで初となるラグビーW杯。各国から20チームが参加し、来年9月20日から11月2日まで国内12会場で実施される。秋篠宮さまの名誉総裁就任は大会1年前の9月20日付になる見通し。今月10日にW杯組織委員会の会合があり、そこで報告される予定だ。
関係者によると、秋篠宮さまはラグビーに関心があり、W杯関係者が就任を宮内庁に相談していた。
天皇、皇后両陛下もラグビーに関心があり、16年6月にはラグビー日本代表対スコットランド代表戦を観戦。皇后さまは15年の誕生日の際の文書で「ラグビーワールドカップにおける日本代表チームの輝かしい戦いぶりは、日本のみでなく世界の注目を集めました。4年後の日本で開かれる大会に、楽しく夢を馳(は)せています」と触れていた。