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植木等さんの父、「反戦僧侶」の型破りな生涯が評伝に

俳優植木等の父で、戦前三重県伊勢市で住職をしながら社会運動などにかかわった植木徹誠(てつじょう)(1895~1978)の評伝「反戦僧侶・植木徹誠の不退不転」を、愛知県一宮市の住職大東仁(さとし)さん(53)が書いた。


御木本幸吉の工場で働きながら、キリスト教や社会運動に触れ、僧侶だった妻の父の勧めで得度。部落差別に怒り、出征兵士に「死ぬな」と説いた。治安維持法違反で逮捕、有罪に。屈せず戦後、共産党員になる。だが若いときは、義太夫語りで鳴らし、遊郭に通った。妻を殴り、子を突き飛ばす暴君だった……。


型破りな生涯は、等の共著「夢を食いつづけた男 おやじ徹誠一代記」で紹介されているが、詳細にまとめた。


引き込まれるのは、古寺の住職をしながら、著述や平和運動にかかわる著者の思いや人柄がにじむ文章だ。


徹誠がご本尊を物差しでたたき、「木を彫刻して金粉を振りかけてあるだけの物だ」と語った話に、「私にはとてもできそうにありません」。


日中開戦前後まで闘争を続けた経過から、「反戦言動は合法だったのです。『できる、できない』の問題ではなく、『する、しない』の問題だった」という指摘は、自身の決意でもあるだろう。


だが本来、共産主義者を取り締まるはずの治安維持法で、闘争は弾圧された。詳述したのはもちろん、共謀罪など昨今の治安立法への危機感からだ。


反戦僧侶の評伝はこれが3冊目。随所にユーモアの漂う親しみやすい作品になった。風媒社刊。税別1400円。(伊藤智章)


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