開館20周年を迎えた大塚国際美術館(鳴門市)で、今年も名画の世界に入り込める「アートコスプレ」のイベントが開かれている。芸術の秋に、お気に入りの名画になるという新しい楽しみ方はいかが? 10月28日まで。 「ひまわり」にもなれちゃう 「コスプレ」ができるのは、ミレーの「落ち穂拾い」やドラクロワの「民衆を導く自由の女神」など、美術に詳しくない人も見ればピンとくる名画計20作品。このうち9作品はゴッホの絵画がモチーフだ。「ジャガイモを食べる人々」や「麦藁(むぎわら)帽子の自画像」の登場人物の他、代表作の「ひまわり」や「オーヴェールの教会」では、花や建物にもなりきれる。 関東から訪れた女性2人組はコスプレ姿をスマートフォンのカメラで写し、「やっているうちに熱中してくる。絵になったということもネタにできる」。 コスプレは2013年の夏休みに、子ども向け企画として開いたのが最初。今では子ども以上に大人が楽しめるイベントになった。人気の秘密は作品世界に入り込める体験にある。今年はさらに没入できるよう、元の作品の背景を模した大型壁紙を用意した。壁紙を背景にポーズを決めれば、名画の完成だ。 富沢京子学芸員は「コスプレを… |
コスプレで名画と対話 芸術の秋、「絵になる」企画
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