千葉市の幕張メッセで開催されている「東京ゲームショウ」。最新作が集まる会場で、懐かしいレトロゲームにも出会える。1978年に登場した「スペースインベーダー」だ。かつてゲームセンターに置かれたゲーム機が、4分の3の大きさで復刻。12月から家庭向けに売り出される。
任天堂、「反省」生かした第一歩 ゲームショウに初出展
ゲーム世界市場、知らぬ間に激変 日本劣勢、攻略の鍵は
商品名は「アーケードワンナップ スペースインベーダー」。大きさは幅48センチ、高さ116センチ、奥行き58センチ。イスに座って遊ぶのにちょうどいいサイズだ。操作レバーや発射ボタン、効果音は当時のままで、モノクロとカラーの2種類で遊べる。希望小売価格は税抜き5万8千円。
販売元のタイトーの広報担当者は「これで自宅がゲーセンに様変わり。もう100円玉を積み上げる必要もありません」と話す。
近年はレトロゲームへの注目が高まっており、2016年に「ファミリーコンピュータ」の小型版が復刻。「プレイステーション」も、初代モデルの復刻版が今年12月に発売される予定だ。(筒井竜平 筒井竜平)
「東京ゲームショウ2018」…