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キットカット、今度は大吟醸味 関西限定で訪日客にPR

チョコレート菓子「キットカット」に、「櫻(さくら)正宗 大吟醸」味が登場する。ネスレ日本と、櫻正宗(神戸市東灘区)が共同開発した。25日から関西の土産店などで限定発売し、訪日客らにアピールする。


兵庫県三木市産の山田錦で造った大吟醸酒を粉末にして、クリームに練り込んだ。味や香りを再現するため、試作に半年かけた。アルコール分が含まれているため、子どもにはすすめないという。


日本酒味のキットカットは、富山の「満寿泉」に次ぎ2銘柄目。


英国生まれのキットカットだが、日本ではこれまで350種類の味が生まれ、特別な進化を遂げている。特に「抹茶味」など日本らしいものは、土産物として訪日客から人気だ。パッケージや包みには、とっくりとおちょこが描かれている。


18日には、和歌山県の酒造会社と開発した梅酒味も発売。ネスレ日本の広報担当者は「関西ならではの土産として売りたい」と話す。


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