玉木雄一郎・国民民主党代表(発言録)
(日米首脳会談で合意した新たな二国間での関税交渉について)今回の合意内容は一言で言うと、お互いの顔を立てた、先送りの内容だ。これからどうなるかが全くわからない内容になっている。しかも、TAG(日米物品貿易協定)という新たな三文字略称を出してきて、その合意の内容の実態が見えないようにしている。合意内容の実態をごまかしているような言葉を使っているのは極めて不誠実だ。
「トランプ大統領」(T)と「安倍(晋三)総理」(A)の「ごまかし」(G)、それがまさに、TAGではないかと思うような中身になっているので、一体どういう話をしたのか、何を合意したのか。そして協定の外にある、防衛装備品をどれだけ買う約束をしたのか、明らかにしてもらいたい。納税者への説明を果たしていただくという観点から、臨時国会では、しっかりと説明を求めていきたい。(29日、新潟県上越市で記者団に)