山口那津男・公明党代表(発言録)
(「安全保障関連法の時と異なり、憲法改正は自民党と協力しないという理解でよいか」と問われ)それは皆さんの受け止め方だろう。これまでにも自衛隊に関する法制度を個別につくってきたが、平和安全法制は今の安保環境のもとにそれらを体系立て、きちんとつくり直すという意味でも私は歴史的な作業だったと思っている。
憲法はこういう法律とは次元が違う。与党で行うのは政権、政府がどういう政策を実行するかのルールを決めることだから、両党の合意は不可欠だ。(しかし)憲法改正は国会の憲法審査会で決めることなので、必ずしも与党の枠組みが唯一先行すべきものではないと思っている。(30日、記者会見で)