モノクロで写す弓道の美 撮影者自身も5段の写真展——贯通日本资讯频道
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モノクロで写す弓道の美 撮影者自身も5段の写真展

弓道写真家・奥野浩次さん(34)の写真展「弓道モノクロウム」が、10月6日から名古屋市中村区椿町のホリエビルで開かれる。


「弓引きが醸し出す緊張感や表情を見てほしい」と、自身も弓道5段の奥野さん。道場の空気をより強く感じてもらうため、作品はすべて大判パネルの白黒写真にしたという。2015年から今年の夏にかけて撮影したなかから、約20点を展示する予定だ。


津市出身。高校時代に弓道を始めた。愛知県で過ごした大学、社会人時代も弓道を続けてきた。


5年前からフリーカメラマンとなり「弓道写真家」を宣言。現在は東京に住み、関東地方を中心に、日本各地の弓道大会を撮影。15年にはウィーンを訪れ、現地で活動する弓道家を撮影するなど、弓道の魅力を世界に伝えたいという思いで活動を続けている。


「表面的に格好いい構図を求めるより、自分が魅せられた、内面の美しさが表れる表情や空気感を表現したい」と奥野さん。撮影した写真に納得できないときは、できる限り弓道場に足を運び、弓引きの様子を観察したという。


名古屋での写真展開催は4年ぶり2回目となる。今回の会場は、カメラマンになる際に助言をうけた「屋上写真家」堀江浩彰氏のビルだ。昨年10月に東京・浅草橋で開いた写真展では「モノクロ写真だと所作の美しさや表情がより強く感じられた」との感想が多かったという。


入場無料。10月14日まで。火曜は休み。(吉本美奈子)


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