4日午後5時10分ごろ、京都市山科区の市立中学校から「生徒の様子がおかしい」と京都府警山科署に通報があった。校内にいた3年生の男子生徒(15)を署に呼んで事情を聴いたところ、乾燥大麻入りのポリ袋を持っていたため、同署がこの日、大麻取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕し、発表した。「大麻を持っていたのは間違いない」と容疑を認めているという。
山科署によると、逮捕容疑は同署内で乾燥大麻を所持していたというもの。校内で使用し、ふらついた状態になったとみている。今後、入手先や所持の動機について調べを進める。
市教委は「地域と共に危機意識を持って取り組んできただけに極めて残念」とのコメントを出した。