宮崎市青島のビーチで5日午前、体長約5メートルのクジラが漂着しているのが発見された。クジラは呼吸をしている様子が見られ、地元の人たちが救出活動を続けている。
市職員や地元のサーファー、観光客など約30人がクジラを海に帰そうと裸足になって作業。流木をどかしたり、スコップで砂地を掘って海まで動かしやすくしたりした。クジラの体が乾かないようにバケツで海水をかけた。正午の時点で作業は続いている。
手伝っている男性(25)は「まだ息がある。できるだけ早く、なんとか海に帰してあげたい」と話している。(大山稜)