30回記念の鈴鹿でのF1日本グランプリは6日、公式予選があり、決勝のスタート位置をかけて各選手が技術を競った。飛び抜けたのは、やはりメルセデスのルイス・ハミルトン選手(英)。トロロッソ・ホンダの健闘も光った。台風25号の影響で時折強い雨が降る空模様だったが、観客数は前年より伸び、GPスクエアなどは多くの人でにぎわった。7日の決勝は午後2時10分にスタートする。
公式予選は午後3時に始まり、今季の総合成績で2位につけているフェラーリのセバスチャン・ベッテル選手(独)がスピンするなど波乱の展開になった。黒い雨雲が近づき、タイヤを交換するなど、決勝並みの慌ただしさも。
その中を、ハミルトン選手は1分27秒760で走り、自身のもつ鈴鹿の予選コースレコード(1分27秒319)こそ破れなかったものの、ポールポジションを獲得した。2位は同チームのバルテリ・ボッタス選手(フィンランド)。メルセデス勢が安定した強さを見せつけた。
結局、ベッテル選手は9位。一…