那覇市長選が14日告示され、いずれも無所属で、新顔の前県議翁長政俊氏(69)=自民・公明・維新・希望推薦=と、現職の城間幹子氏(67)が立候補を届け出た。投開票は21日。安倍政権が支援する翁長氏と、先月末の沖縄県知事選で玉城デニー氏を擁立したオール沖縄勢力が推す城間氏の一騎打ち。知事選と同様の対決構図となった。
元自民党県連会長の翁長氏は、事務所前で第一声。「市民へのサービスが質量ともに大きく劣化した」と現市政を批判した。
城間氏は県庁前での出発式で新知事となった玉城氏とともに立ち、「知事と手を携えて、市の問題を解決していきたい」と訴えた。
子育て支援や地域振興のほか、故・翁長雄志氏の後継として2014年に誕生した城間市政4年間の評価が主な争点となる。
選挙人名簿登録者数(13日現在)は25万9188人。