中国人の日本に対する印象が大きく改善していることが、NPO法人「言論NPO」などの調査で明らかになった。11日に結果を発表した工藤泰志代表は「訪日観光客の増加が対日印象の改善につながっている」と分析した。
調査は8~9月、18歳以上の市民を対象に日本は全国各地で、中国は北京、上海、武漢、成都などの10都市で実施し、計2548人から有効回答があった。
日本の印象について「良い」「どちらかといえば良い」と答えた中国人は42・2%(前年31・5%)で、尖閣諸島を巡る対立などの影響で最低だった2013年(5・2%)から5年連続で改善。調査を始めた05年以降で最も高かった。
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