鉄道をテーマにした博物館が日本で話題を集めているが、中国の各地にもある。その一つ、東南アジアに近い雲南鉄路博物館は、三つの幅のレールと、それぞれに対応した車両を展示している。帝国主義と向き合った地域の歴史が、秘められている。
中国の多くの線路の幅は「標準軌」といわれる1435ミリで、日本の新幹線と同じ。雲南にある博物館の名物は、これより狭い1千ミリちょうどの「メーターゲージ」だ。中国語では「米軌」といわれる。
まずベトナム、フランス建設
雲南省に鉄道が敷かれたのは、…
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