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三菱UFJ、サウジに邦銀初支店 記者殺害事件の影響も

三菱UFJ銀行は24日、サウジアラビアの首都リヤドに、邦銀で初めてとなる支店を開設した。現地のサウジ人を含めた約20人で、預金や融資、海外送金などの業務にあたる。


同行は2016年末に開業の認可を受け、準備を進めてきた。中東では8拠点目。サウジには約100の日本企業の拠点があるが、日本企業に加えて、アジアなどと貿易をする地元企業との取引にも力を入れる。


同行幹部は「サウジの成長性と将来性に日本の企業は魅力を感じている。我々が持つネットワークを生かし、サービスを提供していきたい」と話した。


同行は当初、三毛兼承(かねつぐ)頭取が出席して開業式典を開く予定だったが、サウジ人記者のジャマル・カショギ氏の殺害事件などが影響して、中止した。リヤドで開かれている国際経済会議への頭取出席も見送った。(リヤド=高野裕介)


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