自然保護・活用を目指す「エコパーク」に登録された静岡市北部の南アルプスで、山小屋管理会社が繰り返しごみを投棄していた問題。南アルプスにある、ごみの投棄現場を記者も訪ねた。登山客が行き来する林道から見える大井川沿いの空き地には、直径2・5メートルほどの範囲にわたって、焼却灰に混じって焦げたアルミホイル、オレンジの皮、トマトなどの生ごみが放置されていた。鳥の声が聞こえる中、その一角だけごみのにおいが漂う。 山小屋業者、エコパークに不法投棄か 静岡の南アルプス 19日午前10時ごろ、二つのバケツや一斗缶を荷台に積んだ軽トラックが、近くに横付けされた。降りてきた2人はポリ袋を次々と取り出し、逆さにして生ごみを落とした。最後に1人が一斗缶の中の灰を、生ごみを覆うようにまくと、背丈を超える高さまで舞い上がった。去るまでわずか5分弱だった。 投棄現場を含む南アルプスの静… |
生ごみ放置、清流の山中に異臭 記者が目撃した投棄現場
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