これまでメキシコと考えられてきたチョコレートの起源が、南米に変わるかもしれない。原料となるカカオの栽培は紀元前2千年ごろにメキシコで始まったとされてきたが、それより約1500年前の南米エクアドルの遺跡から、カカオのDNAが見つかったからだ。カナダなどの国際研究チームが発表した。
メキシコなどで栄えたメソアメリカ文明で、カカオは祭りや儀式で飲むチョコレート飲料の原料や通貨としても使われていた。そのため、カカオ栽培はメキシコで始まったと考えられてきた。
研究チームが、エクアドルのサ…
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