1日の東京株式市場で、NTTドコモなど携帯3社の株価が急落している。同社が携帯料金の値下げ方針を打ち出したことで、市場に同社の業績への懸念が強まったためだ。まだ値下げを表明していないKDDIとソフトバンクグループ株も売りが目立った。
午前の終値でNTTドコモの株価は前日終値より約11・7%安、KDDIが15・7%安、ソフトバンクグループが7・9%安と大幅に下落している。
この日の日経平均株価の午前の終値は前日終値より170円68銭安の2万1749円78銭。SMBC日興証券の太田千尋氏は「携帯3社の下落が、この日の下げを主導している」と話す。(大和田武士)