インターネット上の仮想通貨を獲得する「マイニング(採掘)」と呼ばれる作業は、長時間にわたり多数のコンピューターを稼働させる。この際のエネルギー消費は、実際に鉱山で金やプラチナを採掘する量を上回るとする試算を、米オークリッジ科学教育研究所の研究チームが6日、発表した。仮想通貨の取引量が増えると、膨大なエネルギーが必要になり、環境への負荷が高まりそうだ。 仮想通貨は、すべての取引履歴を一定期間ごとにネット上で記録することで運用されている。取引の記録にはコンピューターによる大量の計算作業が必要で、希望者が作業に協力すると、報酬として仮想通貨が得られる。コインを掘り出すイメージから「マイニング」と呼ばれている。 研究チームは2016年1月~18年6月、ビットコインやイーサリアムなど4種の仮想通貨のマイニングを実施。1ドル分を稼ぐのに使ったエネルギーを割り出したところ、7~17メガジュール(ジュールはエネルギーの単位)に達していた。一連の作業に伴う電力消費による二酸化炭素の排出量は、300万~1500万トンと推定された。 最もエネルギー消費量が多かっ… |
ビットコイン採掘、エネルギー膨大 環境に負荷
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