京都市中心部を南北に走る大通り・堀川通で、イチョウ並木が鮮やかに色づいている。西陣織会館(上京区)の北側にあたる約1キロで、通り沿いや中央分離帯にずらりと並ぶ約190本のイチョウが黄色に染まった。歩いても車窓からでも楽しめる。
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朝日を浴びるイチョウを見上げながらゆっくりと通りを進んだ。青空に黄色の葉がよく映える。車が走り去ると葉がゆらゆらと揺れ、ひらひらと地面に落ちた。
中央分離帯には小川が流れる「堀川せせらぎ公園」があり、落ち葉を踏みしめながら遊歩道を散策できる。
京都市内の街路樹を育成、管理する市建設局みどり政策推進室によると、堀川通のイチョウ並木の見ごろは11月末ごろまで続くという。(高橋豪)