九州学院高校(熊本市)は22日、会見を開き、ラグビー部監督兼部長の岡本直大(なおひろ)教諭(45)が部員の顔を平手打ちしたことを明らかにした。20日付で解任したという。23日にある全国高校ラグビー県予選の決勝には、新体制で出場するという。
同校によると、岡本教諭は10月4日昼、校内の食堂前のホワイトボードに部員のあだ名を書いたとして、複数の部員を呼び出した。書き込んだ部員1人が名乗り出ると、左ほおを平手打ちし、尻もちをついた部員の制服の襟をつかんで立ち上がらせ、再度平手打ちしたという。
岡本教諭はその場で部員に謝罪し、保護者にも連絡したが、学校には報告していなかった。11月9日に校長ら3人に体罰を告発する匿名の文書が届いて発覚した。岡本教諭や体罰を受けた生徒らから話を聴き、20日夜に保護者会で経緯を説明したという。岡本教諭は「してはならないことをしてしまった」「深く反省している」と話しているという。
■決勝直前、涙目の…